米国大統領をはじめて横田基地から入国させた安倍首相
http://kenpo9.com/archives/2825
2017-11-08 天木直人のブログ
戦後の米国の現職大統領の中で、はじめて日本に来日した大統領は誰か。
それは1974年に来日したフォード大統領であることを知っている国民は少ないだろう。
それ以前の大統領は、ニクソンも、ジョンソンも、あのケネディも来日していないのだ。
アイゼンハワーは安保反対で来ることが出来なかったし、占領下のトルーマンやルーズベルトが来日するはずはなかった。
そして、フォードの来日以来、今度のトランプに至るまで、すべての現職大統領が来日している。
しかし、日本に来日した米国現職大統領の中で、羽田空港ではなく在日米軍基地である横田基地から入国したのは、今度のトランプ大統領がはじめてである。
このことが、いかに異常で、日本の主権を侵害したものであるか。
そのことをメディアは一切報じなかった。
そう思っていたらきのう東京新聞から取材を受けた。
その一部がきょう11月8日の東京新聞「ニュースの追跡」に掲載された。
私が本当に言いたかった事はそこには書かれていない。
私が言いたかった事は、日米安保条約と、その具体的取り決めである日米地位協定が治外法権的な不平等条約である事は、日本の外務省も米国の国務省も知っている。だからこそ、これまでの現職米国大統領の来日に際しては、日米外交当局はことさら配慮して、横田基地ではなく羽田空港に降り立つことに気を使って来た。
ところが、トランプと安倍首相の間には、その配慮がなかったということだ。
日本占領を当たり前のように考えている米国軍幹部とそれに従うトランプが、日本の国民感情を逆なでする誤りをおかそうとしたのに対して、トランプの機嫌を損ねたくなかった安倍首相が、その誤りを容認し、日本の主権侵害を公然と認める愚を犯した結果、はじめて現職米大統領が横田基地に降り立ち、そのままゴルフ場に直行するという前代未聞の事が起きたのだ。
その一部始終をNHKは何の問題意識もなく、公共放送で流し続けたのだ。
これは、トランプ・安倍の、いわば、日米同盟という名の日米属国関係を世界にさらすオウンゴールであった。
それにもかかわらず、野党はこの敵失を見逃した。
一切そのことを追及しようとしなかった。
これでは国民は気づかないはずだ。
おりからきょうの新聞で、米国とトルコがビザ発給を再開するというニュースが流されていた。
米国とトルコは、昨年トルコで起きたクーデター未遂事件の捜査で、トルコ政府が米総領事館の職員を逮捕した事がきっかけで、ビザ発給をお互いに停止していたのだ。
ビザ発給の停止、すなわち入国禁止は、究極の主権行使だ。
二国間関係にとってはこれ以上ない外交手段だ。
それを日本は米国に対し、日米安保条約で放棄してきた。
これまでの日米外交当局は、その不都合な真実を国民が知れば反発するから、極力隠そうとしてきた。
ところが、ついにトランプ・安倍関係になって、その配慮さえかなぐり捨てたということだ。
もはや日米関係は行き着くところまで行ってしまった。
戦後72年経って、日本は安倍首相という国辱的な首相を持ってしまったにもかかわらず、誰もそれをたしなめる者がいなくなった。
まさしく日本の危機である(了)
4. 2017年11月07日 02:43:26 : tgCtLPnG8g : fIp0TYk9uzU[4]
▲△▽▼売国奴竹中が主導した特区詐欺
その竹中が主導したNHK在日電通乗っ取り工作
電通はAKB秋元の親族が勤務
在日電通が秋元をヨイショし安倍をマンセー
安倍は秋元AKBに巨額資金援助
見事に悪党共の背後関係が暴露されている
10. 2017年11月07日 01:58:36 : 8mDVvFfyXI : _m883VKirF0[6]
▲△▽▼
★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK235 > 356.html
気になる記事が相次ぐ政府系の読売新聞!
http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/356.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 11 月 06 日 09:40:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
8. 2017年11月07日 01:52:26 : 8mDVvFfyXI : _m883VKirF0[5]
▲△▽▼
トランプはただのビジネスマン、カネのためならどんな手段も選択できる冷酷な
男、故に「米国ファースト」で塗り固めた詐欺で、米国改革を演出しながら、
結局CIA米軍戦争屋ネオコンの操り人形として踊らされているだけなのです。
仲間のレイプ犯罪者の逮捕や起訴にストップを掛ける「安倍」が「女性参画社会
基金」の寄付デモンストレーションを行うこと自体、ナンセンスですが、あろう
ことか自分の娘をその席に同席させるなど、正気の沙汰ではありません。だが
そこを何の躊躇いもなくやってのけるのは、すべてはカネのため、ビジネスマン
の感覚で動いているからなのです。おかしいですよね、仲間のレイプ犯罪者の逮捕
と起訴にストップを掛けさせた男の傍に、バービー人形さながらのミニスカート
スタイルの娘を同席させるなんて。一応米国の大統領補佐官という肩書きを有して
いる立場の女性ですよ。その腹いせかどうか知りませんが来日の途上で訪れた
ハワイで「リメンバー・パールハーバー」と呟いたのも、お門違いも甚だしい
というものです。トランプの真の敵は、安倍自公政権とその背後のCIAであり
米軍でありシオ二スト・カルトであって、安倍自公不正選挙に何度も選挙でNO!
を繰り返し突きつけている真の「日本人」ではないのですから、真珠湾攻撃の
真相、つまり、日本サイドに米国のスパイが潜り込み、米国の影の政府」の命令
どおり執り行われたこと、その攻撃を当然知っている米国サイドの大統領と軍部
が使い物のにならない軍艦を真珠湾に並べて、第二次世界大戦への米国参入の
アリバイ工作としたこと、先ず歴史の事実から勉強し直す必要があるというもの
です。
憲法記念日に、憲法破壊を企画実行している連中のバックボーンが
シオ二スト・カルト「悪魔教」だからです。
悪魔のハンドサインを繰り返している在日電通御用達タレントや
歌手らは「憲法破壊→日本の自衛隊の軍事侵略戦争参加と軍事ビジネス
隆盛」を企図実行している連中の「犯行声明」に利用されているわけです。
★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK235 > 317.html
3日の憲法記念日にNHK、安倍チャンネルじゃ飽きたらず、ついに女優(石田えり56歳)のヌード写真集の宣伝販売促進までやる
http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/317.html
投稿者 gataro 日時 2017 年 11 月 05 日 11:26:18: KbIx4LOvH6Ccw Z2F0YXJv
15. 2017年11月07日 01:25:48 : uOgKcjtrK6 : jtmlwUlQztE[37]
▲△▽▼
NHKを乗っ取っているのは、シオ二スト・カルト、悪魔教一派ですよ。
諜報工作組織前身戦後CIA工作機関「在日カルト電通」がNHKを好き勝手に
作り変えているのです。
Eテレ、というチャンネル・ロゴは、人目で判る様に、CIA工作組織「読売」
のテレビ局「日テレ」に倣ったものです。
シオ二スト・カルト悪魔教一派は、例のイルミナティ(フリーメーソン、米国の
CIAやNASAに信奉者多数存在)が好むシンボライズ(グラバー邸のフリー
メーソンの痕跡や米国の自由の女神…ヒッチコックは映画の中でこうした秘密
結社スパイがあらゆる謀略活動に関わっていることを何度も示しています…
オベリスク…オリバー・ストーンの「JFK」ではJFKの警護に当たって
いた軍担当者が暗殺前に休暇を与えられダラスでの遊説時警護に当たらせて
もらえなかったという情報提供の背景に登場するオベリスク…等多数、関西の
阪神大震災後の復興で建築された建造物の多くに「悪魔教」のシンボルが散り
ばめられていたり、仲間内へのメッセージであり犯行声明でもあるわけです。
NHKに「悪魔教」一派、シオ二スト・カルトを引き込んだのは、全国民
強制徴収の道筋を作った、売国奴竹中です。
30. 2017年11月07日 01:06:43 : llerPiRDDA : 5tZ7lzZi3zo[6]
▲△▽▼
安倍自公政権自体、「キチガイ法権」が認められた真性「キチガイ」である訳で、
その仲間、通称「アベトモ」であり、「アベチャンネル」であるNHKに
真面目に対応するのは、根本的に間違っているのではないか。
延々と続く「放射能被曝汚染」とこの「キチガイ法権」安倍自公不正選挙政権の
日本乗っ取りにより、真っ当な日本国民らの多くが経済的に精神的に追いつめ
られている状況下、「キチガイ」に対応することすら不愉快時間の無駄カネの
無駄人生の無駄だが、相手が「キチガイ」だと認識して対応するより他有効な
手立てはないであろう。
★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK235 > 353.html
<永田浩三氏、国会包囲大行動で糾弾!>「詩織さんレイプ事件は中村格氏にもみ消された!今度こそ、傲慢な安倍政権を倒そう!」
http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/353.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 11 月 06 日 03:50:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
5. 2017年11月07日 00:54:33 : 8AplyO4Df6 : VYNNiQWGATs[12]
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米国に限らず、海兵隊というのは、戦争で真っ先に敵地に乗り込む、荒くれ者集団。
その米国の海兵隊の下、訓育された「日本の海兵隊」が沖縄に駐留することになった
そうだが、駐留米国軍兵士が、日本の婦女子をレイプしようが、殺害しようが、日本
側は一切逮捕裁判できない、その「治外法権(キチガイ法権と表現した方が安倍自公
の行おうとしている無法者集団による「改憲」という名の日本国憲法破壊の実態を
的確かもしれない)」と同じ、安倍友が「森友・家計疑獄事件」や「女性レイプ」等
の犯罪を犯していながら、警察も検察もマスコミも全く手出しが出来ないのは、正に
安倍自公不正選挙政権がこの「キチガイ法権」を有しているからに他ならない。
安倍自公不正選挙政権にこの「キチガイ法権」を認めているのが、「米国」支配権力
組織であり「米軍」なのである。トランプ大統領が安倍と仲良しなのは、それを日本
国民に明確に示しているし、マスコミや官僚や選挙管理委員会そして選挙システム
一括管理会社ら国家ぐるみで実行した「捏造・安倍自公大勝」不正選挙の親玉が米国
であり「米軍」であることを象徴している。
日本、米国からミサイル防衛システム購入へ…中国が凄まじい経済制裁か、国交断絶も
http://biz-journal.jp/2017/11/post_21274.html
2017.11.07 文=相馬勝/ジャーナリスト Business Journal
トランプ米大統領が初来日しての日米首脳会談では、「ドナルド・シンゾウ」とファーストネームで呼び合う個人的な関係を反映して、安倍晋三首相が「日米が100%共にあることを力強く確認した」などと述べて、日米関係の緊密化を強調。トランプ大統領も「これほど密接な関係が両国指導者の間であったことはなかった」とアピールするほどだった。
しかし、それとは裏腹に、今回のトランプ訪日では日本にとっての今後の懸念材料も見つかった。それは対中問題だ。安倍、トランプ両氏が6日午後の共同記者会見で、北朝鮮問題について「中国の役割が重要」などと異口同音に中国に言及するや、それからほぼ1時間後に北京で開かれた記者会見で、中国外務省報道官が「我々は誰からも何をすべきだと言われる必要はない」と不快感を表明したのだ。
特に、中国側は安倍首相を意識してか、「アメリカからならともかく、あなた(日本)からは言われたくないよ」というような冷たい印象を感じさせるような物言いだった。中国の安倍首相に対する不信感が言葉の端々に滲み出たといってもよい。
特に、日米両首脳は日米同盟強化で一致しており、米国の地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を中心とした米国製の防衛装備購入などによる日本の軍事力強化に中国が強く反発、ようやく改善基調に戻りつつある日中関係が再び冷却化することも考えられる。
■イージス・アショア
トランプ大統領は共同記者会見で、北朝鮮問題に関連して「我々は黙って見ていない。『戦略的忍耐』の時期は終わった」と述べるとともに、日本の防衛強化について「(安倍)首相はさまざまな防衛装備を米国から購入することになる」といっそうの防衛装備品の購入を求めた。安倍首相も「日本の防衛力を拡充しなければならない」と応じる姿勢を示した。
さらに、記者から関連の質問が飛んだのだが、この質疑応答部分は次の通り。
――大統領は日本が国防で強い役割を果たすよう望んでいます。北朝鮮のミサイルを撃ち落とさなかったことが残念との発言もありました。
大統領 首相がたくさん追加的な米国産の装備を購入したら、簡単に迎撃すると思う。
首相 日本の防衛力を質的に量的に拡充していかないとならない。ミサイル防衛システムが日米で協力して対処するシステムといってもいい。迎撃の必要があるものは迎撃していく。日米は緊密に連携している。
このなかで、安倍首相は「ミサイル防衛システムが日米で協力して対処するシステムといってもいい」と言及しているのが、念頭にあるのはイージス・アショアであるのは、まず間違いないだろう。
イージス・アショアは、イージス艦に搭載しているミサイル防衛システムを地上に配備した装備だ。システム自体はレーダーやミサイル発射装置などで構成されている。もちろん開発国は米国であり、イージス・アショアは北大西洋条約機構(NATO)のミサイル防衛の一環としてルーマニアに配備されている。つまり、主にロシアからのミサイル攻撃に対処する必要性からだ。
日本がイージス・アショアの本体部分とともに、その関連部分を含めた新装備を取得するのは、北朝鮮の弾道ミサイルに対処するためであることはいうまでもない。日本は今年8月、ワシントンで開かれた外務・防衛担当閣僚による会合で、北朝鮮の弾道ミサイル防衛の新装備としてイージス・アショア導入を表明しており、これを受けて、防衛省は来年度予算案の概算要求に盛り込む方針を固めている。正確な購入金額は今のところ不明だが、1基600億円で、日本全土を防衛範囲に含めるには2基必要で計1200億円となる。
米国はすでに北朝鮮の弾道ミサイルに対処するため、韓国に米軍の最新鋭迎撃システム「THAAD(高高度防衛ミサイル)」を配備しているが、THAADは1基1000億円で、日本防衛には3基必要なので、イージス・アショアのほうがTHAADよりも割安で効率的。しかも、防衛省の見解として「イージス・アショアのミサイル探知範囲はTHAADより広範で、対応できる高度も高い」ため性能が高いということになり、日本としてはイージス・アショア導入は理にかなっているようだ。
■中国の猛抗議は必至
ここで気になるのは中国の反応だ。少なくとも中国政府は日本のイージス・アショア導入決定については、ほとんど反応らしい反応はしていない。だが、筆者がこの夏に遼寧省瀋陽市を訪れた際、地元の旅行代理店の日本担当者は「日本がアメリカのミサイル防衛システムを導入することに政府は反対しており、『日本への団体旅行を制限せよ』との通達が北京から会社のほうにきているというのですよ。なんですか、そのミサイル防衛システムとはなんですか? わかりますか?」と質問されたことがある。
その際、筆者はイージス・アショアについての具体的な知識はなかったが、「ああ、韓国に配備されたTHAADと同じようなミサイル防衛システムなのだろうな」と感じていた。実際に日本に帰って調べてみると、日米の外務・防衛担当閣僚による会合で、日本側がイージス・アショアの導入に言及していることがわかった。さらに、それがTHAADよりも高性能だということで、「これは中国が怒るだろうな」と直感した。
なぜならば、それはTHAADが韓国に配備されたことからもわかる。THAAD配備によって、在韓米軍は北朝鮮のミサイル攻撃はおろか、中国のミサイル攻撃も瞬時にわかり、中国のミサイル攻撃能力もほぼ無力化されるためだ。このため、THAAD配備後の中国の抗議は「凄まじい」の一語に尽きる。韓国への中国人団体旅行はほぼなくなっており、中国内での韓国製品の不買運動も実施され、中国内では韓国人とみれば殴られかねないほどと伝えられている。THAADが配備された今年3月以降、中国における韓国企業の経済被害は年末までに8兆5000億ウォン(約8346億円)にも上ることが予想されるほどだ。
それが、日本でTHAADよりも性能が高いイージス・アショアが配備されればどうなるか、十分想像はつく。日本でも一時、中国人団体観光客が来なくなるとの情報も飛び交ったが、今のところ、それほどでもないようだ。
しかし、イージス・アショアが実際に配備されれば、対日不信が根強い習近平政権のことだから、2012年の沖縄県尖閣諸島国有化以上の反対運動が起きるに違いない。「大使召還」「国交断絶」にまでも突っ走ってしまうかもしれない。
なぜならば、今回の中国共産党の第19回党大会で習近平指導部の権力基盤が固まったとはいえ、新指導部は「お友達」だらけであり、隙あらば習氏の足を引っ張ろうとする政敵は長老指導者を中心に多く存在するだけに、習氏としては敏感な問題である対日関係で妥協すれば、自分の立場が危なくなるのは必定だからである。
(文=相馬勝/ジャーナリスト)
①御用マスコミが報道しなかった来日トランプのトンデモ言動!
属国扱い、武器売りつけ、北ミサイル迎撃強要
2017.11.07 Litera
http://lite-ra.com/2017/11/post-3569.html
トランプ米大統領はきょう、離日し、韓国に向かった。安倍首相は今回の来日について「日米同盟の揺るぎない絆を世界に示すことできた」と自画自賛しているが、バカも休み休み言え。
この米大統領は、日本を徹頭徹尾、“米国の属国”扱いし、食い物にしようとしていただけではないか。
来日前からその兆候はあった。トランプは立ち寄ったハワイで「パールハーバーを思い出せ。戦艦アリゾナを思い出せ。決してあの日を忘れない」とツイートしたのだ。いうまでもなく“Remember Pearl Harbor”は真珠湾を奇襲した日本の卑劣さを忘れるなという意味で、日米開戦のスローガンとして使われた言葉だ。
さらに、信じられないのが米軍横田基地から日本入りしたことだ。通常、歴代米大統領が首都圏に来る場合、羽田空港を使う。ところが、トランプはあえて日本の入国審査や法体系が通用しない米軍基地に降り立ったのである。これは明らかに“日本には主権などない、いまも米国の支配下にある”とのメッセージにほかならないだろう。
しかもその日、トランプ大統領は横田基地での演説で「横田基地は日本のみならず世界でもっとも能力の高い基地だ」とした上で、こう言い放った。
「我々は空を支配し、海を支配し、地上と宇宙を支配している! 単にいま最高の装備を持っているからではない。これからたくさんやって来るのだ。諸君も予算を知っているだろう。過去とは比べものにならない。素晴らしい新装備がこれからたくさん送られてくることになる。そして、アメリカ以上にそんな装備を作ることができるものなどいない。アメリカだけだ」
他国の駐留基地で「空と海と地上を支配している」などというセリフを平気で口にするというのは、日本を属国扱いしている証拠である。
「安倍は様々な防衛装備を米国から買うことになる」
しかも、トランプが今回の来日で目的にしていたのは、日米同盟の結束などではない。
安倍首相との共同記者会見でトランプはこう断言した。
「安倍首相は様々な防衛装備を米国からこれから購入することになるだろう」「そうすれば上空でミサイルを打ち落とすことができる」
そう、トランプは、武器を売りつけていたのだ。もともと、「バイ・アメリカン」(アメリカ製品を買おう)をスローガンにかかげ、とりわけ軍需産業の活性化によって国内経済を立て直したいという思惑をもつトランプだが、北朝鮮を挑発して危機感を煽ることでアメリカの武器を買うよう、日本に要求していたのだ。まるで“ヤクザ”まがいのやり口だがが、しかし情けないのが、その“ヤクザ”に言われるがまま状態の安倍政権だ。
安倍首相はこれまで国会で「我が国は最先端の技術を用いた米国の装備品を導入しているが、これらは我が国の防衛に不可欠なもの」として、「結果として、米国の経済や雇用にも貢献するものと考えている」などと宣い、8月の日米安全保障協議委員会(2プラス2)でも、北朝鮮危機を理由に小野寺五典防衛相が新たなアメリカ製弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」を導入したいとアメリカ側に伝えた。イージス・アショアは1基につき約800億円で、日本は2基・約1600億円分を購入する予定だという。
そして、昨日の日米首脳共同記者会見で安倍首相は、あらためて「北朝鮮情勢が厳しくなるなかで、日本の防衛力を質的に量的に拡充していかないといけない」と明言し、具体例としてF-35戦闘機などをあげて「米国からさらに購入することになる」とトランプの前で確約。貿易摩擦を軍事装備で解消するとのアメリカの目論見を丸呑みしてしまったのだ。
しかも、あらためて言っておくが、こうした安倍政権の軍事装備の大量購入は、日本を守るためではなく、単にアメリカの懐を潤すことにしかならない。むしろ、トランプによって、これから日本は北朝鮮との戦争参加を強要されていくだろう。
事実、トランプは日本の対北朝鮮への姿勢にかんして、恐るべき発言をしていた。今年8、9月に北朝鮮が日本列島上空を通過する弾道ミサイルを発射した際、日本政府は「我が国に飛来する恐れがないと判断した」(小野寺防衛相)として、イージス艦や地対空誘導弾PAC3などで破壊措置を実施しなかった。ところが、これについてトランプは、東南アジア諸国の複数の首脳に「迎撃するべきだった」「武士の国なのに理解できない」などと、不満げに語っていたというのである。
「武士の国」などという言い方がネトウヨとそっくりで笑ってしまうが、それよりも、この男は日本が北朝鮮のミサイルを迎撃するということがどういう意味をもつのか、わかっていっているのか。
日本政府は8月と9月のミサイル発射の際、事前にその兆候を掴んでいたといわれるが、そもそも、落下地点はそれぞれ襟裳岬から東に約1180km、2200km先太平洋上の公海で、日本の領海どころか排他的経済水域の外側だ。
北海道を通過したといっても、高度は推定550km(8月)と800km(9月)で、日本の領空のはるか上である。
それを、トランプが言うように、日本が迎撃していたらどうなっていたか。そもそも技術的問題として可能だったかはおくとしても、もし上空のミサイルを撃ち落としていれば、逆に日本の先制攻撃とみなされうる。言わずもがなその場合、北朝鮮が日本を攻撃する口実を与えることになる。
おそらく、トランプはそのことを期待していたのだろう。日本が北朝鮮のミサイルを迎撃し、北朝鮮が日本を攻撃すれば、心置きなく戦争に突入できる。
しかも、その場合の日本の被害など一顧だにしていない。ようするに、トランプはアメリカの安全が守られれば、日本なんてどうでもいい。もっといえば、アメリカを守るための盾としか考えていないのだ。
しかし、繰り返すが、こんな姿勢を露骨に示されても、安倍首相は、トランプ大統領を散々もてなしてご機嫌をとり、武器の大量売りつけを丸呑み。国内マスコミも、武器輸入の問題にほとんど沈黙するだけでなく、まるで報道協定を結んでいるかのごとくトランプ批判を封印した。それどころか、読売新聞、産経新聞などの安倍応援団は、安倍首相同様、トロンプ来日の意義を「同盟を盤石なものとする絶好の機会」(産経)、「相互の信頼は一段と深まった」(読売)などと手放しで礼賛している。
日本を属国扱いするトランプを“愛国”標榜のネトウヨが大歓迎
さらに失笑せざるをえないのが、ふだん「愛国」をふりかざしている安倍応援団やネット右翼の連中だ。
トランプ来日と前後して、日本に暮らすアメリカ人や市民が集まり、トランプ大統領の排外主義や北朝鮮への挑発を批判するデモが行われたが、一方の「保守派」は新宿などで来日歓迎のデモや街宣を行ない、「反トランプは在日だ」などとのたまいながら星条旗を振りかざしていた。ネット上でも、トランプを批判する発言を「反日」「売国奴」扱いし、逆に「真珠湾を思い出せ」ツイートについては見て見ぬふりを決め込んでいる。
日本内の米軍基地からの“裏口入国”を許すなど、国の主権を散々踏みにじられている行為を看過し、米国のためでしかない無用な軍事装備を大枚叩いて買わされ、あげく戦争まで起こせと言われている。これの一体どこが日本の「国益」になるのか、連中に聞いてみたいものだ。
「保守」を名乗る連中は、リベラル派を「思考停止のお花畑」と揶揄するが、トランプのむちゃくちゃな要求に両手を上げて受け入れ、対米従属のポチ犬ぶりをさらけ出す安倍政権を盲目的に賛美する。そういう奴らのほうが明らかに「思考停止のお花畑」と呼ばざるをえない。
いずれにせよ、トランプが朝鮮半島情勢の緊迫を奇貨として、日本に対する経済的圧力を強め、あまつさえ戦争さえけしかけているのは明らか。このままトランプ・安倍の暴走を許してしまったら、それこそ「売国」どころか「亡国」の事態になりかねない。
(編集部)
■東京新聞や日刊ゲンダイが部数を大幅に伸ばしている中でなぜ「週刊金曜日」の定期購読者が激減しているのか?
私は2000年から2006年頃まで月一回「杉並・世田谷読者会」を主宰し2009年頃まで定期購読していました。
しかし2009年に政権交代を実現した当時の小沢一郎民主党代表に対して東京地検特捜部による「でっちあげ強制捜査」とマスコミによる「バッシング報道」の猛攻撃が開始されると、当時の北村肇編集長以下の編集部は「東京地検もやりすぎだが小沢一郎も悪い」という「喧嘩両成敗」の主張に終始したため、私は北村肇編集長に抗議の手紙を書いて定期購読をやめた経緯がありました。
その時からつい最近まで私は「週刊金曜日」を本屋で不定期に買っていましたが「財政支援」するために先月から定期購読に切りかえました。
先週金曜日に郵送されてきた最新号(11月3日号)には北村肇発行人の「読者のみなさまへ」という手紙が同封されていてその中に書かれていたことに驚きました。
「週刊金曜日」の定期購読者部数が1993年の創刊時には53000部あったのが今では13000部強まで激減している、と書かれていたのでした。
創刊から現在まで24年間で定期購読者部数が40000部(月平均140部弱)減っているということは、一体どういうことなのか?
その答えは簡単で、創刊時やその後定期購読を申し込んだ「読者の期待」に「週刊金曜日」の誌面が答えてこなかったから、ということだ。
それでは、創刊時とそれ以降の定期購読者が「週刊金曜日」に期待したのものは何だったのか?
その答えも簡単で、既存の大手マスコミが決して取り上げない数々の「タブー」に鋭く切り込み、権力者によってこれまで「隠されてきた真実・事実」を白日の元に暴いて読者に知らせてほしい、ということだったのだ。
東京新聞(公称50万部)や日刊ゲンダイ(公称170万部)が部数を大幅に伸ばしている理由はは、「読者の期待」にそれなりに答えてきたからであり、「週刊金曜日」が定期購読者を大幅に減らしてきたのは「週刊金曜日」に答えて来なかったからだ。
さらに悪いことは、「週刊金曜日」の発行人や編集委員や編集長以下編集スタッフには「読者の期待」に答えて「タブー」に挑戦し「隠されてきた真実・事実」を暴露する本来の「ジャーナリスト魂」が決定的に欠けていることだと、私は考えます。
このままいけば、2-3年後には定期購読者が10000人を割り、店売り含めても15000部まで落ち込むことは確実だと、私は思います。
「週刊金曜日」が読者が期待する「オピニオンリーダー誌」になるには、ここで「抜本的な改革」が必要でしょう!
それに失敗すれば、存続は難しいでしょう!
(終り)
注目の記事 2017/10/12
<衆院選・山口4区>アベ首相に公開討論会申入れ 顔こわばらす昭惠夫人(田中龍作ジャーナル)
http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/735.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 10 月 10 日 16:40:05:
総選挙公示日のきょう、下関市(山口4区)で開かれていた安倍晋三候補の出陣式でハプニングが起きた。
「加計隠し」を世に訴えるために、首相のお膝下から選挙に立った黒川敦彦が、昭惠夫人に「黒川本人と安倍首相との合同立合い演説会(公開討論会)」の開催を申し入れたのである。
黒川陣営のスタッフが申入れ書を直接、昭惠夫人に手渡した。
「このまま主人に仕事を続けさせ、この国のために働かせてほしい」・・・支援者に涙声で訴えていた夫人は、敵の奇襲に顔をひきつらせた。
敵陣に乗り込んだ黒川は下関市役所前で第一声をあげた。
「僕たちは4人で市民運動を起こした。市民一人ひとりが選挙で立ちあがることが大事です。モリカケ問題を明らかにして庶民のための政治をやるべき。税金泥棒は許さない」。
山本太郎参院議員が応援スピーチをした。
「投票所で『黒川』と書いて、外に出たら『安倍さんって書いた』と言えばいいんです。安倍さんが落ちても皆さんの仕事に影響はありません。比例で復活するからです。国家を私物化した人にはお灸をすえる必要があります」。
現職の首相が落選するということは考えにくいが、黒川が得票を伸ばせば、その分首相は追い詰められたことになる。どんな奇策が飛び出すのか。12日間の選挙戦が楽しみだ。 (敬称略)
1. 2017年10月10日 21:29:36 : zAWW5vvJPw : 0MZsdRXHptY[5]
▲△▽▼黒川さん頑張ってください!
主権者国民を大馬鹿にしまくった日本の民主主義破壊勢力による「政治の私物化」こそが、今回の選挙の争点です。
ドロボーのような悪徳政治屋を国会から払い落とさないと、これ以外の争点なんて論じたところで、この腐敗しきった国会で何ができるのだ。
あまりにもひどすぎる政治屋が議員になって国会に登場している以上、政治のお話どころではなく、国会を構成している議員の資質を国民は問い直さないとまっとうな政治は享受できません。
我々の血税はドロボーに奪われていくだけです。
主権者国民を大馬鹿にしまくった日本の民主主義破壊勢力による「政治の私物化」が現実にあったわけですから、この問題を解決することが最優先されるべき事項で、当然のことなのです。
よって選挙の争点は「政治の私物化」だけでいいのです。
他の争点について語るということは、政治の私物化が選挙の争点・焦点になることを恐れている敵側である日本の民主主義破壊勢力のペースに乗せられるということです。
日本の民主主義破壊勢力の御用ダマスゴミが露骨に仕掛けていますが、決して乗らないようにしましょう。
選挙に争点は、「政治の私物化」です。
山口4区を見ればわかります!
希望の候補者も出ていることは、何を意味しているかも自明です。
黒川さん頑張ってください!
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